ラスボスまでの道のりは三部作で最も楽だった。
というかゲーム的に言うと失速したレベルのラストだった。前作、前々作ではトリニティというララの敵対組織にプラスして現地のオカルト軍勢がプラスして敵が賑やかになるパターンを崩して画像の味方というひねった展開のようだけど、結果的には中ボス格のキャラは倒してくれて凄い楽になってる。
アスレチックも一通りのアクションをやるだけ。
ストーリー的に状況が切迫してるのはあるんだけど、ちょっと考えるようなパズルすらないのでとんでもない肩透かしだった。もうまっすぐラスボスまで登るだけ。まっすぐと言ってもこのゲームらしくヘリが落ちたり壁は崩れたりするんだけど、それもここまでのプレイでもうずっと見てるから流石にさぁ……。
で、ラスボス戦も神気取りの人間を殴るという……。
儀式を中断させて中途半端になったパワーをララさんが奪っていく流れなんだけど、なんか別に楽しくはない。一定の攻撃を与えると止まるのでイベント攻撃を繰り返すだけで、それこそ第二形態とかあるのかと思ったら終わってしまった。
父親の仇を討つ、という意味でもなんか別にスッキリ感がないオチ。
敵の事情を斟酌しすぎというか、それこそ父親を失ったことで考古学に邁進し、仲間やら人間性やらなんやらを失ってきたという三部作の厚みを考えると、そのボスが多少地元愛に溢れてたからって許せるの? って感じで最後の最後で共感できない感じだった。前作で不死の力を借りてなかったらジョナだって死んでたし、今作で死ななかったのはほとんど幸運でしかなかったよ? 許すの?
ということで話は微妙だと思う。
おススメは難しい。
値段は今後もセールやらなんやらで安く手に入る機会はあるだろうから、三本で30時間ぐらいの映画っぽいアクションは楽しめるとは思うけど、100%クリアみたいなのを目指すと収集物の多さであるとかなんとかでストレスを感じる部分は多いとので「軽い気持ち」で、ララ・クロフトの超人っぷりを笑いながら楽しむ分にはそこそこ楽しめるとは思います。ぐらいです。残念ながら。
惜しいんだ。
もっと面白くなる、と2013年はたぶん思えたはずなのに2018年の三部作目までほとんど進歩してないんだ。完成されてる、とも言い切れない。超人ララのアクションとして自由度が上がってるかというと、プレイヤーがボタンを押すパターンが増えて煩雑になってるだけ、って部分はかなりあるんだ。それこそシャドウからはじめたら不親切だと思う。まぁ三本パックになったからそういう心配はもう要らないかもだけど。
ゲームパスに追加された新作!
サーバーエラーで一回キャラメイク後に消えましたが、その後でやり直したらとりあえずプロローグを終えて最初のミッションぐらいまでは出来た。武器屋の子も助けた。しかしまぁ……ハクスラやろうって気持ちではじめたところでストーリームービーの導入が長いわ……とは思う。能力を得るまでが本当に長い。そして31年が経過してヒロインっぽい子がスレたババァになってしまうという……なにも嬉しくない展開である。
まぁ問題は強くなる楽しさだ。
ソロプレイだろうからタンクキャラにしてみた。弾を受けながら接近して倒して体力を回復して戦う感じである。どうなるだろうか……ムービーシーンのカメラが妙に揺れてなんか落ち着かないという辺りとかあんまりプレイフィールに考慮した作りに感じないんだよなぁ……。