ゲームプレイ日記 RoboCop:Rogue City クリア

第一作の監督であるバンホーベンがラジー賞を取ったのはショーガール

 

そんなトリビアはさておき、このくすんだ画面の感じは再限度高いですよね。字幕は緑じゃない方が読みやすい気がするけど、しっかりと日本語の文章の区切りで改行されてるとか吹き替えなしでも日本人プレイヤーに配慮してくれてる具合です。なんだかんだ言ってロボコップ日本でもヒットしてますから。

 

そして3の悪役は日本企業ですから!

ゲームプレイの映像が少ない?

 

まぁ割と血しぶき飛ぶし、今時のFPSとしては動きが少なくてそこそこ低予算感はあるゲームです。低予算を古い映画の映像ということで上手く料理して画面作りのチープさを許容範囲に収められる企画というところなんだろうと思います。

 

悪くないです。

細かいネタの入れ方も好きな人が作ってる感がある。

 

そもそも第二作(微妙)と第三作(退屈)を繋ぐ話という企画の時点でかなり好きじゃなきゃ作る気にならないタイプのストーリーです。2で悪役のボスみたいに(1じゃそこまで悪人感なかったんでキャラがぶれてる)オムニ社会長のオールドマンが3では言及すらされず、第一作から言及されてるのに第三作でも着工してないデルタ・シティという地上げ都市開発計画の進捗が悪かった理由(メタ的に言えば三作全部スタッフが違う)をあえてゲームで理由付けして30年前の映画をひとつに繋げるという「だれがそれを望んだんだろ?」という内容を頑張って作ったのがビックリです。

 

別にそんなことしても2,3が良い映画になる訳じゃない。

 

でも好きなんだろうなとは思うんですよ。そりゃロボコップのゲームを作るなら2の2号機とは戦わなきゃって思うだろうし、2号機を映画後で登場させるには、という理由付けとしてラスボスがそうなるのも納得感あるし、それによって3の展開へムリなく繋げることができている。謎の情熱ですが、わかるよ!

 

好きな映画が続編でクソ扱いになって歴史に埋もれるの嫌だもん!

そんな訳でロボコップが好きならば遊んで欲しいゲームです。

 

ロボコップはまだ生きてるからね!

 

このゲーム自体5年前ぐらいに第9地区の監督がロボコップ・リターンズ撮るよって発表があったのがきっかけの企画のような気がするし(その監督は降板してその後の情報はなし)今年はアマゾンが権利を得てドラマと映画作るよって発表もあったしね……なんとか形にしてほしい。2014年のリブート版は悪くないんだけどオリジナル見てないとその悪く無さが伝わりにくいって問題があるので、第一作はとりあえず見てください!

 

よし、来週はグレンダイザー!