ONE PIECE 第61話

“鬼”を読み返しました。

 

サンジ対ギン! 頭蓋骨粉砕寸前!

 

うろ覚えの記憶だとトンファーの先に鉄球ついてるのがギンの武器だと思ってたけど、これトンファーか? 持ち手が長いと言うか、鉄球のついた棒に持ち手をもう一本つけた。なんだ? くし団子とか命名されてるけど、くし団子にも見えないが。

 

まぁロマン武器。

 

パールさんにボコボコにされてるサンジはかなり苦戦。自分の攻撃の反動にも耐えられない。そしてほぼなす術なく敗北へ。よく考えてみると新キャラのデビュー戦としてはかなりしょっぱい結果だ。パールさんはみるからに噛ませなんで圧倒したぐらいじゃ強さを印象付けるとこまでいかない。

 

戦闘員キャラ、ではない扱い。

 

ゾロとのキャラ被りも問題になるし、いい意味で強いけどバトルの中軸ではないポジションとして最初から設定されてるっぽいな。三番手だからサンジ。ぐらいのいい加減な命名の気がする。兄弟の名前もいい加減だったしな。

 

ギンはしかしサンジを殺せない。

 

…あんなに人に優しくされたのは

おれは

生まれてはじめてだから………!!!

おれには…

この人を殺せません!!!

 

冷徹な鬼人だったと言う過去の部分がほぼ説明だけで、サンジにメシを食わせてもらったのがそんなにか? と言う気もしますが、死ぬような空腹を味わっての食事という意味では心がまったく動かないクリーク以下の海賊達の方がよっぽど非常識なリアクションではあるんだよな。海賊とはいえ。

 

あっちで裏切りこっちで裏切り。

 

ルフィ対クリークを引っ張りつつのギンの言動は当時も微妙に感じてた気がする。対決の構図とサンジの過去編との組み合わせが散らかってると言うか、ルフィで決める流れに持っていくのにいくらかの強引さが露呈してる。流石に若かったと言うことかな。

 

こうしないと次回で毒ガス使えないから。