ONE PIECE 第124話

“お茶がうめェ”を読み返しました。

 

…うん でも

なんかやる気でねェんだ

 

かつてないほど覇気のない顔をルフィにさせ、おそらく最低レベルのショボいセリフを吐かせたカラーズトラップ回。条件はただマークに触れさせるだけ。直接でなくても構わず、草履を履いた上で踏むだけで効果発生。相性の問題はあるにしてもこの汎用性はジャンゴの催眠術を上回る。

 

何者なんだミス・ゴールデンウィーク

 

弱点らしい弱点が消されることぐらいなんで、ぶっちゃけ本人が堂々と姿を現さない使い方を考えるべきなんだが、クロコダイルの評価はイマイチだったんだろうか? 一般市民相手ならもっと有効な使い方もありそうな?

 

効果が中途半端なのかね?

 

裏切りの黒、笑いの黄色、闘牛の赤、悲しみの青、なごみの緑、とたてつづけに出しているけど、催眠術と比べると行動を強制できない点で暗示は弱いのかもしれない。笑いの黄色とかはSMILEの効果と考えたら悲劇なんだが、消せない絵の具みたいなアイテムがあれば、ってとこか。悲しみの青に関してはなごみの緑を作るための混色なんで効果不明。

 

ミス・バレンタインデーが教えなきゃ破れなかった?

 

こんだけルフィ特効の性能を発揮するカラーズトラップですが、出した直後に絵の具の存在をご丁寧に教えてるんで、半ばギャグピンチになってる。ウソップが自力で気づくみたいな話の段階をすっ飛ばしたのは絵の具持ってるキャラの仕掛けで引っ張るネタじゃないってのもわかるけど、いかにも頭の悪そうなミス・バレンタインデーが頭悪いで決着しちゃうのは雑かもしれない。

 

そよ風息爆弾。

 

頭悪い相方の失策をウソップを自由にさせないことで止めなきゃいけないMr.5の究極能力、起爆する息。弾として銃に息を吹き込んで打ち出すと爆発する。うん。そもそも鼻くそ飛ばす意味なかったんですね! みたいな感じ。あれだなちゃんと鍛えて超肺活量を獲得してりゃ息を吐くだけで一帯を爆破出来る訳で、本当に能力にかまけただけのヤツ。

 

ウソップどころかカルーも気絶させられない。

 

この次の話でウソップは二発目も食らってるけど、意識すら飛んでないし、その後の走り回るカルーには当たってもいない。弾が見えないだけで、狙撃能力は補えないから、普通に微妙な腕前のガンマンになってんだよね。ONE PIECEの銃の威力は普通にあるんだから、南の海の最新式銃を普通に撃った方が強いんじゃないか?

 

不甲斐なさすぎるMr.5。

 

黒ひげの能力者狩りで狩られてて再登場でもしない限りボムボムは相当に弱い能力として記録されることになりそう。でもなぁ、大砲担当はバギーだからなぁ。