青年誌で主人公が少年漫画チック。
そう言うところがウケた要素であり、広く読まれやすかった要素なんだけど、作者の醜聞という形でそこの説得力が皆無になってる。もちろん作者と作中の主張が一致する必要はないけど、単行本等での家族アピールが過剰だったのも結果的には良くなかった。
そういう感じ。
でも、だからこそドロドロ展開に切り替えて行けるチャンスでもあると思う。もう大軍勢の戦描写とか得意じゃないのバレバレなんだから舵を切る決断を促していかないと。人がいいとか悪いとかどうてわもいいから面白くして野次馬を黙らせる。そんな感じでよろしく。
呂不韋よかったじゃんね。
そこを伸ばさないでどうすんだ。つーか信の大将軍の夢とか始皇帝のスケールと比べたらどうあがいても小さいんだから主題にならんのよ。主題になるように意味づけもしてこなかったし、李牧? 描写云々以前にライバルとして立ってないんだよねキャラが。信のライバルじゃないからさ? 群像劇にするには他が弱いのがキングダムの弱点。
面白かったマンガがつまらなくなる。
長期連載のノウハウと言う蓄積しにくい経験ゆえのガイドのなさはあるにしても、一度売れたからって素通りして作品価値下げるのは良くないって認識をもっともつべきなんじゃないのかな。出版社は。
売れなくなったらリブートのアメコミ形式がすべてにおいて良いとも言えないけどそれによる長寿キャラが存在しうるってのはメリットはメリットだなと感じたりする。