ONE PIECE 第128話

“海賊旗”を読み返しました。

 

海賊旗と書いて「ほこり」と読ませる。

 

友の海賊旗は決して折らせぬ……!!!

 

我らを信じてまっすぐ進め!!!

たとえ何が起ころうともまっすぐにだ!!!

 

と言うわけでONE PIECE最強技の一角は担いそうな覇国が次回に披露される回。覇気の設定が後付けであろうとも技の名前が覇国である以上、いくらでも関連付けは可能なのだ。ワノ国に2人が登場してカイドウをこの技でグラつかせるような展開があっても割と納得できる。キングパンチ以上は議論の余地ないと思うし。

 

でもそれは次回。

 

黒電伝虫で盗聴し、スモーカーはアラバスタへ向かうことを決める。流行りの暴動、って単語はたぶんドラゴンの革命活動を念頭に語ったセリフだと思うんだけど、流行ってるってほど暴動国家には遭遇しなかったな。偉大なる航路のルート次第ではそういう展開もあったんだろうか。気になるけど、ナミの夢だから安易に世界地図を出せないこのマンガはその辺を説明する術がない。結果的には余計な情報に気が向かない良設定か。

 

せんべいパーティー

 

ONE PIECE世界で米は時々出てくるけど、田んぼの類は見かけた記憶がないんだが、その菓子であるせんべいの登場。しかもビニール袋。のりせん。ミス・ゴールデンウィークがお茶を出したんで、そのセットとして用意されてたってことだと思うんだけど、何気に入手経路の気になるアイテムである。ワノ国? ワノ国なの? ワノ国と縁があるキャラなの? 意外な伏兵かもしれない。カラーズトラップはたぶんカイドウやマムにも効くぞ!

 

ここではビビが絡んだことで巨人たちが重傷を負ったりナミやゾロが死にかけたりしたことなんかせんべいを食うことにも負けるぐらいどうでもいい話題なのだと言う日本人にわかりやすい価値観の出し方としてのせんべい。シリアスを壊すアイテムではあるよな。せんべい食いながら真剣な話はちょっと難しい。

 

サンジが永久指針を持って合流。

 

すでにこの辺りで記録指針の設定が持て余し気味なのではないか疑惑。この後のドラム行きも結構な綱渡りだしなぁ。このウイスキーピーク、リトルガーデンルートはここで強引にアラバスタに抜けたことで途切れてる訳だよね? 空島もおそらくアラバスタからの通常ルートじゃないけど。

 

狩り勝負。

 

ゾロとサンジの張り合いネタ張り合いトカゲかサイか、どっちも食料としては微妙に旨くなさそうなのと倒すのはともかくよくお前ら船まで運んでるなってとこは今見ると思う。それを言うとローグタウンでのエレファントホンマグロを引きずりながらも運んだウソップの腕力も決して並みの人間じゃない感あるけどな。

 

弱くても人は超えてる。