ゲームプレイ日記 アサシンクリードヴァルハラ パリ包囲戦

カール三世の方が通りがいいのかも知れない。

 

ちなみに父親は禿頭王だそうなのだけど、この人が本当にハゲていたかは議論があるようでもある。なぜハゲでもない人がハゲ呼ばわりされるのかという辺りが、この肥満王の人気の影響のような気もする。軽くネットを読んだだけで才能がなく情熱もないという評価が読み取れてしまうし、まぁ在位も短いし、後継者選びにも失敗してる。

 

スクショの場面はパリの娼館である。

 

画面外では下着姿のシスターが絡み合っている(そこまでエロくはない)シスターのコスプレをさせていたのかシスターが娼婦なのか、歴史的に見てどうなのかはよくわからないが、まぁ尊敬できる王様ではないことは伝わる。UBIはフランスの会社なので、たぶん世間的に悪く描いても問題にならない王ということだろう。

で、まぁ……暗い。

 

肥満王が絡む885年のパリ包囲戦(何回かあるらしい)を下敷きにしているとするとヴァイキングは負けるわけでもないがパリを攻め落とすことはできなかったという戦いの話なのだそうだ。そうした歴史的結末を踏まえてのことなのか、エイヴォルさんの言動はソフトだったりする。本編なら問答無用で首を頂けそうな場面でもそこまではしない。

 

イングランドじゃないから無茶はしない理屈はわかる。

 

それはそれでいいんだが、包囲戦に誘ってきた側(復讐が動機で好戦的)ともギスギスするし、プレイヤーは倒せないネズミギミックを乗り越え、疫病のパリの下水を歩かされ、和平交渉だの破壊工作だのに奔走しつつ、特に地元でもなく、動機もない戦いのための準備に走り回ることになって、まぁ……盛り上がりを欠く。

 

神秘的ではない割とどうしようもない戦争なのだ。

 

コロナの世情の中、こういう陰鬱なテーマを扱ったらこうなるよなという雰囲気を味わうつもりでプレイすれば、でもやっぱ暗いなぁ。あとまぁアサシン要素が強めで、本編よりガチ目にステルスしないと戦闘が結構つらいってのも多少は影響してるとは思う。すっかりゲイ・ボルグとレオニダスの槍の二本に助けられている。

メイン二人の関係性を軸に百合を広げていく……予定なんだが長引いたね。