ゲームプレイ日記 ウォッチドッグスレギオン

娘が弱った母をAIに改造するという虐待シーン。

 

虐待ではあるんだけど、本人もこの後で自らそうなろうとしてるので本気で愛があるっぽいのがどんより感を強める。プレイヤーは結果的に助けを求める母を殺し娘をどうするかを選ぶことになるんだけど、なんとも言えない気持ちになる話だった。

 

そして主人公たちを助けるAIもその類のものでは?

 

という訳で、主役がだれになるか定まらないというRPGにおいて難しい要素を割と客観的なストーリーで描くんでUBIのオープンワールドは大体やること同じと言われつつも手触りではかなり違うなという具合。

まぁバトルシーンはあんまり他と変わらんけども。

 

おばあちゃんは61歳。もっと高齢者を使いたいんだけど普通の老人は「体が弱い」という項目があってダッシュもカバーもできないという制約が付いてしまってテンポが落ちるのであんまり使えなかったりする。

 

あとふと思ったのは子供もいないということだった。

 

まぁレジスタンスの目的の正当性はともかく、基本的には犯罪行為ばっかりなんで子供にはやらせられないってことなんだろうが、街を歩いてて子連れがいないって景色は気にすると違和感あるかもな。天才少年ハッカーとか定番だろ、ってのは日本の感覚ってところなんだろう。

 

ハッカー要素はロック解除のための回路パズル。これはドローンや監視カメラをハッキングしながら景色の上でダイナミックに行われるのでちまちましつつも見た目はなかなか派手。立体的なんでカメラ位置とか空間把握が必要だけどパズルとしては難易度低いと思う。

 

あとはドローンを操ってのジャンプアクション、3D迷路。蜘蛛型ドローンはそれだけあればかなりのことが出来るという便利アイテムなんだけど、ゲーム的にはシンプルにアクションをやりたかったんだろうという具合だったりする。アクションはともかく昔ながらの3D迷路的なダクト移動はちょっと苦手だ。

自己肯定するキャラが書けないなぁ、って悩みはある。

 

どうも自分でやるとムリを感じるというか、サイコな雰囲気に……うーん。