“砂の国の冒険”を読み返しました。
ワルサギ、サンドラ大トカゲ、マツゲ。
要約するとこういう話。18巻の表紙にもなっているルフィのへばった顔が出る回であり、砂漠の旅は大変なんだと言うのを見せるところ。アラバスタは経由した島の中で未だに一番広い感じあるよね。
おめェがモコモコしてっからだ
その着ぐるみ脱いだらどうだ?
この野郎
トナカイをバカにするのかァ!!
ゾロに引っ張ってもらって運ばれてるチョッパーと冗談を飛ばすウソップ。盗み食いを一緒にしたり、いつの間にか仲良くなってるよなこの二人。共闘展開を見越して地道に関係性を深めてる描写をいれてるのかたまたまそうなったのか。
腹が減ったら食うんだ
ルフィが生み出したことわざ。ことわざ? なんかちょっと賢いこと言おうとしてるとか珍しい部分。技名とか考えるとカッコいいこと言いたい欲はあると思うし、セリフもなんだかんだ口にする時には考えがまとまってるタイプって意味じゃ軽率さはキャライメージほどない? なくもない?
サギに騙されトカゲに追われ。
ゴムゴムの、龍、肩肉、巻き、ムチ、シュート炸裂。ルフィゾロサンジの初合体技。あまりの威力に食らった怪物トカゲが同情される。すぐ食われるしな。まぁ、マンガとしてこの回のバトル要素とアクション要素のために登場させられ食われるので合掌ではある。
マツゲ加入。
トカゲに追われてた男は乗せねェ派のラクダ。アホかボケかタコかの名前を抑えてナミがマツゲと命名。ゾロに一番変とかつっこまれてるのかかなり変。麦わらの一味にネーミングセンスはない。これは割と一貫した設定のような気もする。たがらノリでつけたとしか思えない変な技名も仕方ないんだと言う尾田栄一郎の強い主張を感じる。
メスカルサボテン。
ルフィは肉と一緒にサボテン食ってた。野菜食う派だったんだっけ? 水分か? 幻覚剤を作る植物、っていきなり唐突に危険物質だが、特に伏線とかではなかった。なんかのフリっぽい描写のような気もするんだけど、薬物を使ったバトルはやっぱ主人公側がやることじゃないって話になったのかもしれない。
そんな感じで夜になる。
ルフィが引きずられてマツゲに乗ったナミとビビを追っかけてのサイレントは雰囲気いいよね。夜になる頃にはすっかり砂漠の旅人になってる感じも。そしてアラバスタの物語はここからが本番になってくる。そう言う区切りの冒険。