超可動ガールズ 2巻魔王あじのするベルノアさんはメインヒロインだって思うよ!

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双葉社さんアニメ化のいい機会なんで風タク4コマのつづきを読めるようにしてください!

 

そんな訳で4月のアニメ開始間近!

 

作中作の設定を持って動くようになったフィギュアガールズたちとオタク青年のラブコメ、で説明はいいのだろうか。OYSTER作品世界を縦断するオールスターマンガ的なものになってる面があるんで、男爵校長で出会ってから作家買いしてると自然だけど、客観的に読むと盛り過ぎなのかもしれない。

 

ベルノアの設定も盛り過ぎ。

 

ラクリウス・サーガⅣってホントどんなゲームなんだろう。ラスボスはアレだし裏ボスもアレだし、オーソドックスなRPGのイメージの範疇をどんどん超えて訳わからんことになってる気がする。その主人公であるベルノアのキャラ付けがゴテゴテになるのも当然?

 

ノーナに対抗するにはこのくらい盛る!

 

みたいな感じなんだろうか、まぁ惑星破壊兵器と対抗するにはねぇ。魔王の人格も得て二面性でも追いついたけど、ガールズの方はアニメ化の範囲外か。でもたぶんノーナよりヒロインとしてのスペック高いよな基本的に。

 

ノーナよりベルノアが好き、が多数派では?

 

冠が1巻でクソアニメとして断定するところのセリフが説得力あり過ぎてノーナが房伊田の恋人になり過ぎてるんだと思う。まず作中作アニメを見てない読者には入り込みきれない壁があり、ベルノアは逆に割り切り易い設定になってる。このマンガが一回は終了した最大原因と言うか、ラブコメとしてみると房伊田はやっぱ癖が強い。アニメ化で上手く笑える個性に昇華して欲しいんだが、アニメキャラデザ目がキラキラでちょっと不安。イケメン設定だけどメガネ時はメガネの下の目は極力隠して欲しい。

 

伊田春人モテモテ状態を受け入れられるか。

 

実際ここがこの作品最大のハードルでコメディ寄りに読めばそれ自体が笑いどころなんだけど、ラブ寄りに読むと引っかかるポイントだろうと思う。ホントね。なんかオタクだからと言う基本設定以上を説明されないけど、彼かなり特殊な性格だよね。未だに人物像を掴めてない気がする。フィクションに傾倒し過ぎてることが自然すぎると言うか、それを問題にして欲しい訳でもないけど、あまりにもスルーされすぎな気が。

 

ガールズがキャッキャウフフしてるのは楽しい。

 

伊田と冠がオタクしてるところも楽しい。

 

それが交差するラブコメパートが不安定だ。いや、作者の作品は好きなんで言いたくないけど、アニメ化のチョイスとしては微妙なんだ。男爵校長とか光の大社員ならそんなに心配はない。新婚のいろはさんでもいいと思う。ど先端ナースとかキネ子さんはたぶんまぁアニメ化はされない。

 

フィギュアとのラブコメって大丈夫?

 

根本的なことだけど、25センチの女の子とのラブコメって映像化したときに微妙じゃないかなという不安が拭えない。マンガとしては面白いし、笑いの切れ味もあるけど今のアニメは第一印象で決まるところがあるんで、結構スロースターターなこの作品でウケなかった扱いになるのは嫌だなと思う。

 

超可動ガールって言うの3巻だからね。

 

4巻分の時点でネタ多すぎるんでアニメでどこまで削られるのか、なんかガールズで百合枠に移されちゃってヒロイン要素減ってるすばるさんとかアニメまともに出られるんかな。メタ台詞が使えるかどうかもこの作品の成否を分けるポイントだ。

 

とりあえずこの春はこの作品に一番注目してる。